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ガンボ・スカイウォーカー

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2008.07.21 Mon
グアム殺人事件
グアム旅行(社員研修)3日目。
事件は起こった。

男性社員ひとりが午後から行方不明だということが
20時すぎに判明したのだ。


その日は夕方まで自由行動の一日。
僕と同室の彼、エマニエル(仮名)は
午前中 一緒にホテルのプールに向かい
先に来ていた他の社員らと合流。

ビール、カクテル、フィッシュ&チップス、クラブハウス・サンドにラーメン
ウォータースライダーと日焼けタイム

昼すぎ

気がつけば エマニエルを含め ひとりまたひとりとプールを引きあげていき
残った者は皆、彼らは疲れて部屋で休んでいるか
買い物にでも行ったのであろうと、特に気にかけることもなく
グアムの素晴らしい陽気の下
思い思いの時間を過ごし、堪能した。

夕方 16時45分。
集合時間だ。
ディナーは社員全員でサンセット・クルーズ。

ところが16時50分になっても エマニエルひとりが現れない。

ピックアップのバスは既に待機中。
クルーズに参加の客には
僕らの会社以外の人達もいる
いつまでも待つ(待たせる)訳にはいかない。

16時をPM6時(18時)と勘違いしているのか…。

エマニエルには悪いが
部屋とツアーデスクにメモおよび伝言を残し
僕らはサンセット・クルーズに出発した。

夕方から曇りはじめた、なんだか重い空気
今夜の悲劇には、ぴったりの演出だ。

船に着いたころには、完全に雨。
空一面の雨雲のおかげで
サンセットを見ることなど出来る訳もなく

もてあました時間。
不思議な味のローストビーフステーキ。
なぜか "オカマ"ショー。

ホテル・ハイアットに戻り、街に飲みに出かける前に
エマニエルが置いて行かれた後、何をしていたのか確認。

フロントから部屋へ電話。
でない。

夕食でも食べに行ってるのだろう。
メモをのこしてある部屋に行く。

真っ暗だ。

おかしいなと思いながら中へ入ると
ベットメイク後のまっさらなシーツの上に
僕のメモが手付かずのまま置かれている。

メモを読んだ形跡がないのだ。

つまり
集合時間に遅れるどころか
午後からホテルに帰ってないということになる!

あぁ エマニエル。

大急ぎで社員全員が待つロビーへ戻り、状況を話した。
明らかにおかしい。
全員の間に"何か"あったという緊張が走った。

旅行中の緊急時連絡先にフロントから電話をする。

受話器の向こうでは
グアムで旅行者が、病院に運び込まれたり、警察に搬送された場合は
すぐに宿泊先のホテルに連絡がいくシステムになっているそうだが
その日は1日、誰ひとり日本人旅行者は来ていないとのこと。

一瞬安心はしたものの
別に見つかったわけでもないし
どこか人目のつかないところで襲われたのかもしれないし
最悪のパターン
ただ死体が見つかっていないだけかもしれない。

とにかく今できることは全て尽くした。
何らかの連絡が入るまで
全員、部屋で待機することになった。

街に遊びに行く予定も
買い物に行く予定も
エステやマッサージをするハズの予定も
楽しめるはずがない。
全てキャンセルだ。

僕は社長の部屋で数名と連絡を待ちながら
死んだと決まったわけではないが
その可能性がないわけでもなく
最悪のシナリオ "死" について考えをめぐらせる。
いったいどこでそうなってしまったのか?!

なぜ?
理由は?
動機は?

言葉少なげな空間の中
やりきれない1時間あまりが経過した。

こんなに心配させやがって…。
生きてノコノコ帰ってきたら許せないな。
なーんて
実際は軽くお酒を飲み、
最悪の事態を頭の中から追いやり
冗談を言い合いながら
時間が過ぎるのを、連絡が入るのを、電話が鳴るのを待っていた。

そして 電話のベルが冗談を中断させ
再び緊張が蘇り 部長が電話へと走っていく

はい。 はい、そうですか! わかりました。


明るいトーンの受け答えから
無事だったことが伝わり
電話の結果を聞くまでもなく
安心と同時に軽い怒りへと感情が変わる。



僕らの前に生還した エマニエルの説明はこうだ。

午後 ひとりプールから引き上げた彼は
ホテルからバスで移動する程の距離のショッピングモールに出かけた。
集合時間は把握していたが、エマニエルの時計は日本時間のまま。
つまり1時間遅れだったのだ。

買い物を済ませた後、レシートに記された時間を見て
あわててタクシーを拾いホテルに戻るも
タッチの差ではあったが既に僕らは出発した後
フロントのツアーデスクで事態を確認し、伝言を残し
夕食を食べに再び街に出かけていた。と。

16時55分の出来事。


そしてツアーデスクは 17時で営業を終了した。

20時過ぎに戻った我々に
エマニエルの伝言は伝わるわけがなく
彼が再び姿を現すまで
社員全員がどれだけの想いで時間を過ごしたことか。

ハイアットの庭は広い。
エマニエルの名前を呼びながら
庭をくまなく歩いたものもいた。

ホテル近くのショッピングモールにいるかもしれないと
探しに行った女性社員たちは
収穫なくホテルに戻ったところ
入口で男性5人が人間の大きさ程のものにシートをかけた台車を
運んでいるのを目撃し 一瞬涙が浮かんだとか。



ツアーデスクとの連携が機能しなかったのも大問題だが
僕の伝言メモが読まれた形跡でもあれば
事態は全然違っていただろう。
とにもかくにも 何事もなかった。

"グアム殺人事件" は、社員の頭の中以外では起きなかったのだ。

社長にお叱りを受けるエマニエルには
どこかピンとこなかった部分もあるだろう。
彼は彼で遅れたなりにするべきことはしたのだから
僕が部屋に残した伝言メモを読むことを除いて。


全員にエマニエルが無事だったことが伝わったのは
22時より少し前。

怒りと 涙と 笑い

心配かけんじゃねーよ!
時間厳守だコノヤロー!
まったく…
くそう…
どんだけ…
バーロー…

グアム最後の夜。
僕らは街に出かけた。




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